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ROTH BART BARON 三船雅也のストレス解消法と趣味。
旅は、狭かった僕の心の稼働領域を広げ、悩みへの見方の角度を変えてくれる。
ROTH BART BARON 三船雅也さんのストレス解消法と趣味のお話です。
毎日のルーティンだけでなく、大好きな写真や旅について、そして日々の考え方についてもお話くださいました。
01:00 朝、禅やヨガをしてから、音楽に全力を使う
03:43 散歩や銭湯に行ったり、山に登ったり。1週間に2回はちゃんと休むようにしている
06:04 写真を撮る
07:06 LAで出会った、デニムのジーンズで法被を作っているブティック
08:23 地元おすすめの、ご飯屋さんやコーヒー屋さんやスポーツバーへ
09:35 エンタメの最高峰、ラスベガスのスフィア
10:43 旅は、狭かった僕の心の稼働領域を広げ、悩みへの見方の角度を変えてくれる
13:32 まず第一に自分のバウンダリーを守る。それが生き方を楽にする
スクリプト・文字起こし
00:00
リカバリーストーリーは様々な人に悩みから立ち直った経験や日頃のストレス解消法を自由に話してもらうPodcastです。こんにちは、ROTH BART BARONの三船雅也です。ROTH BART BARONはですね三船雅也を中心に東京をベースに活動しているインディーフォークロックバンドです。まあ最近はですねアイナ・ジ・エンドと一緒にポカリスエットの曲やったりとか、NHKのtiny desk concertsに出していただいて、こうね、こうくるりとか矢野顕子さんとか藤井風君とか、錚々たる皆さんのなかに混ぜていただいて一緒に演奏したりとかですね。日々アルバム出して日本をツアーしたりとか、世界中をぐるぐる回ったりしているバンドでございます。すごいDIYのバンドなんですけど、ありがたいことにいろんなところで呼んでもらって、最近どんどん大きくなっていってすごい嬉しいです。
01:00
朝、禅やヨガをしてから、音楽に全力を使う
前回はですね、この三船の過去にこうねドカーンと衝撃的な出来事があり、だいぶこう落ちててですね、そこからどうやって音楽を通して今の人生を取り戻してきたかみたいな話をさせていただいたんですけど、今回は私のストレス解消法と趣味を、お話してみたいと思います。
ストレス解消法、日々みんなもねストレスは溜まっていると思うんですけど、音楽もねいろいろストレス溜まるんですよーつって。作ってるとね、一生懸命作っても、こうねクライアントにだめだと言われて全没になったりとかですね。悔しいですよね、そういうのとか、色々あるんですけど。とかなんやろうね、日々そんな感じです。あと自分が辿り着きたいところにこう、自分が辿り着けなかったりした時、悔しいですね。実力が足りなかったりとか、本当はこれやりたかったのにみたいなのありますけど。
そうだな、んーストレス解消法か、まあでも、ガーって音楽にこう、なんて言うんでしょうね、心臓も体も心も精神も全力を使うので、結構見た目平気そうに見えて、ほら、ね、満員電車に乗ってないし、オフィス行かないし、楽なんだろうって思われがちで。みんなに出てくる時はほら、かっこつけてさ、いい写真でミュージックビデオ撮ったり、ほら、かっこつけるのが仕事なんでそれやりますけど、裏は全然もう火の車というかですね、なんか燃えている車に乗ってるって感じなんですけど、なかなかすごいエナジーを使うんですよ。それをまあ別にそこは見せるところじゃないから見せないんですけど、今日はねせっかくの機会なんでそういうのもちゃんとみんなに見せてこうと思いますけど。もうもう全然もう使い物にならなくなっちゃうので。
だいだい朝のなんかアルバム制作とか音楽作ってる時のルーティンだと朝起きて、朝ご飯食べて、まあ割と最近は余裕がある時はなに、そのまあ、メディテーションというか禅をしたり、まあちょっと簡単なヨガみたいのをなんか好きなYouTubeの人でアメリカの方で、すごいゆっくり朝始められる人がいるので、その人のやつやったりとかしながら、あのー作曲始めてっていう感じですね。
03:43
散歩や銭湯に行ったり、山に登ったり。1週間に2回はちゃんと休むようにしている
でそれまでやってもう全力でガーってお昼までやって、ちょっとブレイクしてもう夕方3時ぐらいまではもう爆裂に集中してやって。もうそうするとだんだんなんですか頭のフレッシュな時間がもうそこで終わるので、あのもうそこからはもう惰性の仕事というか、クリエイティブなことも一切ほとんどできないので、3時以降はもう、1回散歩行ったりとか、それこそ近くの、東京にいる時は近くの銭湯に行って銭湯知り合いのなんかおじさんコミュニティーみたいなのに混ぜていただいて、「今日遅いね」とかいって地元のおじちゃんに囲まれながらですね「そうなんですよー」とかいって「ちょっと作曲長引いちゃって」とかいう話しながら一緒にお風呂入って、たまにサウナとかも入ったりしてですね。やった後また夕方とか夜にそのレコーディングしなきゃいけないのを家のスタジオのBEAR BASEっていうスタジオで音を重ねたりとか、頭を使うっていうよりは、心を使う作業に移って、そんなこと夜までやってたらもう1日終わっちゃうって感じなんですけど。
平穏そうに見えるけどかなりこう、やっぱりこう、消耗するっていうか心が痩せ細ってしまう感覚があってですね。ずっと続けてるとやっぱりどうしてもギューって胸が苦しくなっちゃって大変なのでなるべくこうバランスを取りながらやってるんですが。なんだろうな、もう最近はもう頑張って、絶対そりゃそうなんだけどクリエイティブでフレキシブルな仕事ですけど、ちゃんと1週間とか2回ぐらいはちゃんと休めるっていうか、なんにもしない時間をどうやって作るのかっていうのはすごい気をつけてますし。それでも作曲中ってどうしても心とか頭に、あ、もっとこうしたらいいかもとかこの歌詞の1行が出てこないんだみたいなこと、ずっと何もしてなくてもなんか体が動いてしまうというか、脳がずっと回転しちゃうから全然休めないんですけど、そういう時は全く音楽からなるべく離れるっていうところで、なるべくこう山登ったりとかもしますし、自分の中では。
06:04
写真を撮る
あとずっと10代から実は、ね先週も話しましたけど、こう10代でこう不登校になってた時分の時に映画の現場でちょっとアルバイトする時間があって、ちょっと映画監督目指してたので、その時に「お前映画やりたいんだったらカメラ使えないとしょうがねえぞ」って、現場の人に言われてフィルムカメラが当時まだ安かったのでフィルムまだ高校生には高かったですけどね買えたので、フィルムカメラ買って、写真をずっと撮ってたんですけど、それはいまだに僕もその自分の作品のアートワークだったりとか、今ではですねこうアートと音楽のイベントと組んで「HOWL LAB」という企画をやってて美術館というかアートギャラリーで自分の写真の作品をですね展示して販売したりしてるんですけど、すごいありがたいことにたくさんの人に買っていただいて、すごい嬉しいんですが。
07:06
LAで出会った、デニムのジーンズで法被を作っているブティック
まあなんか写真を撮るっていう理由も兼ねて僕がやっぱ一番ストレス解消法なのか、趣味なのかって言うと心が切実にそれを求めてるって感じなんですけど、また旅がすごい好きなので。東京抜け出してついこないだもちょっとアメリカを横断というか半分ぐらい渡ってたんですが。ラスベガスの友人の、あ!違うラスベガスじゃない、まずロサンゼルス着いて友人のそれこそレコード会社を個人でやってる方に泊めていただいて、友達に泊めてもらって、なんか飼ってる猫ちゃん3匹に囲まれながらですね。なんかLAの街をまたウロウロ探検したりとか。近所の人に、あ!ちょっとなんかおしゃれなブティックみつけて、ちょっと日本っぽい半纏のあの作品があったから、「日本好きなのー?」つったら日本すごい好きで、日本にインスパイアのこうあのーマテリアルを作ってこうあの着物風のをモダンにこうデニムのジーンズでこう法被作ってるみたいな人がいて、ちょっと面白いじゃんみたいな。かっこいいホワイトデニムとか作ってて。なんか凄いこういうアイデア面白いねとかいう会話したりとかですね。
08:23
地元おすすめの、ご飯屋さんやコーヒー屋さんやスポーツバーへ
なんかそういったこう知らない人との出会いとか、割と僕、なんでしょうね、過去5年ぐらいベルリンと東京行ったり来たりしてたとこがあるので、友達が全然最初の頃一人もいなかったので、コミュニケーション能力が第1話から考えられないほど発達しまして、知らない人に全然話しかけるようになってですね。下町のちゃきちゃきの江戸っ子のコミュニケーションよろしく、おじさんこれいくら?みたいな感じで値引き交渉とかも余裕でできるようになってしまってですね、結構友達を作りやすくなってしまって。そういったところからこういろんな人との出会いをLAでこう作ったりとかしながら、だいたいこうおすすめの美味しいご飯屋さんかコーヒー屋さんを聞いて、実際そこ行ったりとかですね。ちょうどまあ大谷フィーバーでちょうどドジャースの試合で爆裂に盛り上がってたので、観に行こうか悩んだんですけど、ちょっとスポーツバーでちょっと一緒に知り合いと観て、その時は残念ながらドジャースはボロ負けでした、はい(笑)。
09:35
エンタメの最高峰、ラスベガスのスフィア
そういうことやったりしながらラスベガスも行ってみようとおもって、ラスベガス行って、「スフィア」っていう今なんかね凄いLED の球体の建築があるんですよ、新しくラスベガスにできた(Sphere at The Venetian Resort)。そこはほぼ360度は言い過ぎなんだけど、280度ぐらいはもう全て超高精細なそのスクリーンがあって、なんかエンタメの最高峰があるので自分が大きな夢ですけどいずれそこで演奏することを考えながら、1回は体験しないとなと思って。ちょうどライブはやってなかったんだけど、「オズの魔法使い」のリバイバルがあったので、それを1回見て1950あれ何十年代?1940年代35年だ1935年の映画に思えないぐらいの高画質なリストラクションというかリノベーション、なにこう新しく再編集されていたものがあって。とかを体験して、これが一応今のこの世界の一応エンタメの最高峰だなと思いながら確認したりとか。
10:43
旅は、狭かった僕の心の稼働領域を広げ、悩みへの見方の角度を変えてくれる
その後、音楽のいろんなミュージシャンのね友人がいるシカゴに行って、夏の終わりだったんですけど、シカゴやっぱりヨーロッパ並みに涼しくて25℃ぐらいですかね、すごい乾燥してて夜はもう15℃とか13℃ですごい寒いんですけど、半袖短パンしか持ってなかったので、やっば!と思ってこう古着屋さんにおすすめのまず訊いて、一番安いすごい安いセレクトもなんにもされてないスリフトショップっていうね寄付されたものが置いてある古着屋さんに行って、とりあえず一番安い上着を買ってなんとかしのぐみたいなことをしながら、今まで会ったミュージシャンの友人たちとですね御飯食べたり、一緒にスタジオ見してもらってちょっとセッションしたりとか。
なんかこう友人と出会ったり、新しい人と出会ったりとか、やっぱり自分の、なんて言うのかな、狭かった自分の稼働領域を広げていくっていうそのものがすごい自分の心をどんどん広げていってくれる感覚があるし、自分が豊かになっていくというか大きくなってく感覚をすごい僕は感じるタイプの人間で。それこそ1つの自分の庭を作ってそのお庭でお花をずっと育ててそれの広がりを楽しむというのも心が広がってく感覚だと思うんですけど、僕の場合、実際物理的に何千キロも移動した方がそのなんか心の庭がどんどん大きくなってく感じがするので、なんか広い世界を見たいなと思ってて。その感覚が自分の中であると安定するし、なんか今の自分の立ち位置みたいのがすごい俯瞰して見えるようになって、物理的に 9000キロぐらい離れてると「ああ、なんか日本で考えてたこの悩みは本当にちっちゃいな」とか、飛行機からとか山から見下ろして景色を見た時に、まあ言うて宇宙が膨大に無限に広がってるなかで、たまたま1個の太陽系の星のすっげえちっちゃい生き物がなんか悩んでるぐらいにしか思わなくなるんで、神の目線というか、ちょっとこう俯瞰して。そうすると、「まあ宇宙からしたらほんとゴミのような悩みを抱えていたな」みたいなマインドセットになれるので、すごく自分の中でスケールが大きくなるので、あのすごい助けになりますね。まあでも現実僕の体は人間サイズだから人間サイズの悩みは結構大きいんですが、目線の角度っていうかちょっとこう角度を変えてあげる、パースペクティブを変えてあげると違った見方ができるなっていうのは僕の中ですごい大きな回復法だと思います。
13:32
まず第一に自分のバウンダリーを守る。それが生き方を楽にする
でやっぱこうヨーロッパとかアメリカとかの人と交流したりとか住んだりして思うのは、向こうの人はやっぱ 圧倒的に個人主義っていうか、よく最近流行ってる言葉で「バウンダリー(boundary)」っていう言葉がありますけど領域ですね「自分の領域」をすごい大切にする。だからまあ仕事の時に「自分のプライベートな話まで踏み込んで欲しくないんです」ってちゃんと言うし、たとえ恋人同士であろうとなんか知られたくないこととか自分が最低限守らなきゃいけないことは、どんなに親しい間柄でも家族であろうが「そこは触れないで欲しいな」、ちゃんと領域を「ここまでが僕のテリトリーだよ。でもあなたはここは入ってこないでね。でも僕もあなたのことをそこで侵害しないよ」っていうのがすごいバランスが彼らはすごい上手で。
日本だとまだやっぱりどうしてもそのなんて言うのかな、プライベートなことをズケズケ聞いてしまったりとか、なんか社会の歴史的にはこう人を大事にしたりとか社会を大事にしたりってことはすごいできてる民族なんだけど、そのシステムを大事にするあまりに個人個人の感情とか心をどうしてもシステム以下とみなしてしまう傾向が日本人はすごいあるなと思っていて。「だったら個人は犠牲になってもいいんだ」っていう考えが結構蔓延していてちょいちょいそれが起きるなというか。音楽の仕事を受ける時は「僕はここまではやるけど、ここまではできないです。だってそうすると僕じゃなくなっちゃうから」ってちゃんと結構言うようにしてて。そこはすごい見倣ったことっすね。なんかそれはもっと日本人が取り入れたらむしろ日本人がそういうのを取り入れたら結構生き方楽になる気がしてて。
そういう気づきですよね。皆さんもちょっと自分のバウンダリー、領域っていうもの、ここまでは触れて欲しいけどここまではやだなって思うことを結構明確に自分でもどこまでいいんだろう、みたいななんかほら、仕事これやってよってボーンってさ、でも明日休みなのに、ね明日なんか大事な友達と遊ぶ約束を犠牲にしてまでその仕事やる価値が本当にあるのかとか、だったら「できないです」って言っちゃうことをなんか人を思うあまりにこう自分を殺してしまうことは結構多い気がしてて。
だから、なんて言うのかな…、自分が生きてないと人を助けられないじゃないですか。だからまず第一に自分のバウンダリーを守るってことがすごい圧倒的に必要なんじゃないかなって思ってます。最近そういうなんかミュージシャンの友達とかに悩んでる子がいるとだいたいその一番手放しちゃいけない自分のそのバウンダリーを他人に譲ってしまってるケースがすごい多くて。それはでも自分は自分で守んなきゃいけないし、どんな親友でも守ってくれないからお母さんでも守ってくれないから、そこはね自分で守るしかないんですよ。それをなんか領域をなんか自分の中で意識してあげるって言うか。それはまあ他人を傷つけるっていう意味じゃなくて自分を守るってことだし何が一番大事かっていうことを自分がわかるってことだと思うので、自分の理解にもつながるしすごいいいことだなと思います。
そのアイデアをすごい自分が旅で学べたっていうのは1つこう自分の中のストレス解消法だし趣味だし、それがインプットになって次の音楽に繋がるし、なんか自分のなかですごいいいエコシステムじゃないですけど楽しい、いいことしかないっていうか。ま大変ですけどね、バス来ないとか、飛行機止まって立ち往生してなんか空港に7時間足止めされるとかそういうのいっぱいありますけど、それを含めても自分の中ですごく体がどんどん、まあ心だな、心が成長してる感覚が僕はすごい好きです。だから、おすすめです。
小さい旅を皆さんもなんか普段使ってない帰り道のこっちの裏側の道とかでもいいと思うんですけど旅って、なんかそういうことが皆さんの一人一人違う旅があると思いますけどなんかそういった皆さんにとっての旅が見つけてもらえたらなと思いますし、なんかバウンダリーってのを大事にしてもらえたらすごく、ちょっと生きやすくなるんじゃないでしょうか。
そんなことで、以上が僕のストレス解消法と趣味の、旅の話でした。聴いていただいてありがとうございます。
リカバリーストーリーは様々な人に悩みから立ち直った経験や日頃のストレス解消法を自由に話してもらうPodcastです。こんにちは、ROTH BART BARONの三船雅也です。ROTH BART BARONはですね三船雅也を中心に東京をベースに活動しているインディーフォークロックバンドです。まあ最近はですねアイナ・ジ・エンドと一緒にポカリスエットの曲やったりとか、NHKのtiny desk concertsに出していただいて、こうね、こうくるりとか矢野顕子さんとか藤井風君とか、錚々たる皆さんのなかに混ぜていただいて一緒に演奏したりとかですね。日々アルバム出して日本をツアーしたりとか、世界中をぐるぐる回ったりしているバンドでございます。すごいDIYのバンドなんですけど、ありがたいことにいろんなところで呼んでもらって、最近どんどん大きくなっていってすごい嬉しいです。
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朝、禅やヨガをしてから、音楽に全力を使う
前回はですね、この三船の過去にこうねドカーンと衝撃的な出来事があり、だいぶこう落ちててですね、そこからどうやって音楽を通して今の人生を取り戻してきたかみたいな話をさせていただいたんですけど、今回は私のストレス解消法と趣味を、お話してみたいと思います。
ストレス解消法、日々みんなもねストレスは溜まっていると思うんですけど、音楽もねいろいろストレス溜まるんですよーつって。作ってるとね、一生懸命作っても、こうねクライアントにだめだと言われて全没になったりとかですね。悔しいですよね、そういうのとか、色々あるんですけど。とかなんやろうね、日々そんな感じです。あと自分が辿り着きたいところにこう、自分が辿り着けなかったりした時、悔しいですね。実力が足りなかったりとか、本当はこれやりたかったのにみたいなのありますけど。
そうだな、んーストレス解消法か、まあでも、ガーって音楽にこう、なんて言うんでしょうね、心臓も体も心も精神も全力を使うので、結構見た目平気そうに見えて、ほら、ね、満員電車に乗ってないし、オフィス行かないし、楽なんだろうって思われがちで。みんなに出てくる時はほら、かっこつけてさ、いい写真でミュージックビデオ撮ったり、ほら、かっこつけるのが仕事なんでそれやりますけど、裏は全然もう火の車というかですね、なんか燃えている車に乗ってるって感じなんですけど、なかなかすごいエナジーを使うんですよ。それをまあ別にそこは見せるところじゃないから見せないんですけど、今日はねせっかくの機会なんでそういうのもちゃんとみんなに見せてこうと思いますけど。もうもう全然もう使い物にならなくなっちゃうので。
だいだい朝のなんかアルバム制作とか音楽作ってる時のルーティンだと朝起きて、朝ご飯食べて、まあ割と最近は余裕がある時はなに、そのまあ、メディテーションというか禅をしたり、まあちょっと簡単なヨガみたいのをなんか好きなYouTubeの人でアメリカの方で、すごいゆっくり朝始められる人がいるので、その人のやつやったりとかしながら、あのー作曲始めてっていう感じですね。
03:43
散歩や銭湯に行ったり、山に登ったり。1週間に2回はちゃんと休むようにしている
でそれまでやってもう全力でガーってお昼までやって、ちょっとブレイクしてもう夕方3時ぐらいまではもう爆裂に集中してやって。もうそうするとだんだんなんですか頭のフレッシュな時間がもうそこで終わるので、あのもうそこからはもう惰性の仕事というか、クリエイティブなことも一切ほとんどできないので、3時以降はもう、1回散歩行ったりとか、それこそ近くの、東京にいる時は近くの銭湯に行って銭湯知り合いのなんかおじさんコミュニティーみたいなのに混ぜていただいて、「今日遅いね」とかいって地元のおじちゃんに囲まれながらですね「そうなんですよー」とかいって「ちょっと作曲長引いちゃって」とかいう話しながら一緒にお風呂入って、たまにサウナとかも入ったりしてですね。やった後また夕方とか夜にそのレコーディングしなきゃいけないのを家のスタジオのBEAR BASEっていうスタジオで音を重ねたりとか、頭を使うっていうよりは、心を使う作業に移って、そんなこと夜までやってたらもう1日終わっちゃうって感じなんですけど。
平穏そうに見えるけどかなりこう、やっぱりこう、消耗するっていうか心が痩せ細ってしまう感覚があってですね。ずっと続けてるとやっぱりどうしてもギューって胸が苦しくなっちゃって大変なのでなるべくこうバランスを取りながらやってるんですが。なんだろうな、もう最近はもう頑張って、絶対そりゃそうなんだけどクリエイティブでフレキシブルな仕事ですけど、ちゃんと1週間とか2回ぐらいはちゃんと休めるっていうか、なんにもしない時間をどうやって作るのかっていうのはすごい気をつけてますし。それでも作曲中ってどうしても心とか頭に、あ、もっとこうしたらいいかもとかこの歌詞の1行が出てこないんだみたいなこと、ずっと何もしてなくてもなんか体が動いてしまうというか、脳がずっと回転しちゃうから全然休めないんですけど、そういう時は全く音楽からなるべく離れるっていうところで、なるべくこう山登ったりとかもしますし、自分の中では。
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写真を撮る
あとずっと10代から実は、ね先週も話しましたけど、こう10代でこう不登校になってた時分の時に映画の現場でちょっとアルバイトする時間があって、ちょっと映画監督目指してたので、その時に「お前映画やりたいんだったらカメラ使えないとしょうがねえぞ」って、現場の人に言われてフィルムカメラが当時まだ安かったのでフィルムまだ高校生には高かったですけどね買えたので、フィルムカメラ買って、写真をずっと撮ってたんですけど、それはいまだに僕もその自分の作品のアートワークだったりとか、今ではですねこうアートと音楽のイベントと組んで「HOWL LAB」という企画をやってて美術館というかアートギャラリーで自分の写真の作品をですね展示して販売したりしてるんですけど、すごいありがたいことにたくさんの人に買っていただいて、すごい嬉しいんですが。
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LAで出会った、デニムのジーンズで法被を作っているブティック
まあなんか写真を撮るっていう理由も兼ねて僕がやっぱ一番ストレス解消法なのか、趣味なのかって言うと心が切実にそれを求めてるって感じなんですけど、また旅がすごい好きなので。東京抜け出してついこないだもちょっとアメリカを横断というか半分ぐらい渡ってたんですが。ラスベガスの友人の、あ!違うラスベガスじゃない、まずロサンゼルス着いて友人のそれこそレコード会社を個人でやってる方に泊めていただいて、友達に泊めてもらって、なんか飼ってる猫ちゃん3匹に囲まれながらですね。なんかLAの街をまたウロウロ探検したりとか。近所の人に、あ!ちょっとなんかおしゃれなブティックみつけて、ちょっと日本っぽい半纏のあの作品があったから、「日本好きなのー?」つったら日本すごい好きで、日本にインスパイアのこうあのーマテリアルを作ってこうあの着物風のをモダンにこうデニムのジーンズでこう法被作ってるみたいな人がいて、ちょっと面白いじゃんみたいな。かっこいいホワイトデニムとか作ってて。なんか凄いこういうアイデア面白いねとかいう会話したりとかですね。
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地元おすすめの、ご飯屋さんやコーヒー屋さんやスポーツバーへ
なんかそういったこう知らない人との出会いとか、割と僕、なんでしょうね、過去5年ぐらいベルリンと東京行ったり来たりしてたとこがあるので、友達が全然最初の頃一人もいなかったので、コミュニケーション能力が第1話から考えられないほど発達しまして、知らない人に全然話しかけるようになってですね。下町のちゃきちゃきの江戸っ子のコミュニケーションよろしく、おじさんこれいくら?みたいな感じで値引き交渉とかも余裕でできるようになってしまってですね、結構友達を作りやすくなってしまって。そういったところからこういろんな人との出会いをLAでこう作ったりとかしながら、だいたいこうおすすめの美味しいご飯屋さんかコーヒー屋さんを聞いて、実際そこ行ったりとかですね。ちょうどまあ大谷フィーバーでちょうどドジャースの試合で爆裂に盛り上がってたので、観に行こうか悩んだんですけど、ちょっとスポーツバーでちょっと一緒に知り合いと観て、その時は残念ながらドジャースはボロ負けでした、はい(笑)。
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エンタメの最高峰、ラスベガスのスフィア
そういうことやったりしながらラスベガスも行ってみようとおもって、ラスベガス行って、「スフィア」っていう今なんかね凄いLED の球体の建築があるんですよ、新しくラスベガスにできた(Sphere at The Venetian Resort)。そこはほぼ360度は言い過ぎなんだけど、280度ぐらいはもう全て超高精細なそのスクリーンがあって、なんかエンタメの最高峰があるので自分が大きな夢ですけどいずれそこで演奏することを考えながら、1回は体験しないとなと思って。ちょうどライブはやってなかったんだけど、「オズの魔法使い」のリバイバルがあったので、それを1回見て1950あれ何十年代?1940年代35年だ1935年の映画に思えないぐらいの高画質なリストラクションというかリノベーション、なにこう新しく再編集されていたものがあって。とかを体験して、これが一応今のこの世界の一応エンタメの最高峰だなと思いながら確認したりとか。
10:43
旅は、狭かった僕の心の稼働領域を広げ、悩みへの見方の角度を変えてくれる
その後、音楽のいろんなミュージシャンのね友人がいるシカゴに行って、夏の終わりだったんですけど、シカゴやっぱりヨーロッパ並みに涼しくて25℃ぐらいですかね、すごい乾燥してて夜はもう15℃とか13℃ですごい寒いんですけど、半袖短パンしか持ってなかったので、やっば!と思ってこう古着屋さんにおすすめのまず訊いて、一番安いすごい安いセレクトもなんにもされてないスリフトショップっていうね寄付されたものが置いてある古着屋さんに行って、とりあえず一番安い上着を買ってなんとかしのぐみたいなことをしながら、今まで会ったミュージシャンの友人たちとですね御飯食べたり、一緒にスタジオ見してもらってちょっとセッションしたりとか。
なんかこう友人と出会ったり、新しい人と出会ったりとか、やっぱり自分の、なんて言うのかな、狭かった自分の稼働領域を広げていくっていうそのものがすごい自分の心をどんどん広げていってくれる感覚があるし、自分が豊かになっていくというか大きくなってく感覚をすごい僕は感じるタイプの人間で。それこそ1つの自分の庭を作ってそのお庭でお花をずっと育ててそれの広がりを楽しむというのも心が広がってく感覚だと思うんですけど、僕の場合、実際物理的に何千キロも移動した方がそのなんか心の庭がどんどん大きくなってく感じがするので、なんか広い世界を見たいなと思ってて。その感覚が自分の中であると安定するし、なんか今の自分の立ち位置みたいのがすごい俯瞰して見えるようになって、物理的に 9000キロぐらい離れてると「ああ、なんか日本で考えてたこの悩みは本当にちっちゃいな」とか、飛行機からとか山から見下ろして景色を見た時に、まあ言うて宇宙が膨大に無限に広がってるなかで、たまたま1個の太陽系の星のすっげえちっちゃい生き物がなんか悩んでるぐらいにしか思わなくなるんで、神の目線というか、ちょっとこう俯瞰して。そうすると、「まあ宇宙からしたらほんとゴミのような悩みを抱えていたな」みたいなマインドセットになれるので、すごく自分の中でスケールが大きくなるので、あのすごい助けになりますね。まあでも現実僕の体は人間サイズだから人間サイズの悩みは結構大きいんですが、目線の角度っていうかちょっとこう角度を変えてあげる、パースペクティブを変えてあげると違った見方ができるなっていうのは僕の中ですごい大きな回復法だと思います。
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まず第一に自分のバウンダリーを守る。それが生き方を楽にする
でやっぱこうヨーロッパとかアメリカとかの人と交流したりとか住んだりして思うのは、向こうの人はやっぱ 圧倒的に個人主義っていうか、よく最近流行ってる言葉で「バウンダリー(boundary)」っていう言葉がありますけど領域ですね「自分の領域」をすごい大切にする。だからまあ仕事の時に「自分のプライベートな話まで踏み込んで欲しくないんです」ってちゃんと言うし、たとえ恋人同士であろうとなんか知られたくないこととか自分が最低限守らなきゃいけないことは、どんなに親しい間柄でも家族であろうが「そこは触れないで欲しいな」、ちゃんと領域を「ここまでが僕のテリトリーだよ。でもあなたはここは入ってこないでね。でも僕もあなたのことをそこで侵害しないよ」っていうのがすごいバランスが彼らはすごい上手で。
日本だとまだやっぱりどうしてもそのなんて言うのかな、プライベートなことをズケズケ聞いてしまったりとか、なんか社会の歴史的にはこう人を大事にしたりとか社会を大事にしたりってことはすごいできてる民族なんだけど、そのシステムを大事にするあまりに個人個人の感情とか心をどうしてもシステム以下とみなしてしまう傾向が日本人はすごいあるなと思っていて。「だったら個人は犠牲になってもいいんだ」っていう考えが結構蔓延していてちょいちょいそれが起きるなというか。音楽の仕事を受ける時は「僕はここまではやるけど、ここまではできないです。だってそうすると僕じゃなくなっちゃうから」ってちゃんと結構言うようにしてて。そこはすごい見倣ったことっすね。なんかそれはもっと日本人が取り入れたらむしろ日本人がそういうのを取り入れたら結構生き方楽になる気がしてて。
そういう気づきですよね。皆さんもちょっと自分のバウンダリー、領域っていうもの、ここまでは触れて欲しいけどここまではやだなって思うことを結構明確に自分でもどこまでいいんだろう、みたいななんかほら、仕事これやってよってボーンってさ、でも明日休みなのに、ね明日なんか大事な友達と遊ぶ約束を犠牲にしてまでその仕事やる価値が本当にあるのかとか、だったら「できないです」って言っちゃうことをなんか人を思うあまりにこう自分を殺してしまうことは結構多い気がしてて。
だから、なんて言うのかな…、自分が生きてないと人を助けられないじゃないですか。だからまず第一に自分のバウンダリーを守るってことがすごい圧倒的に必要なんじゃないかなって思ってます。最近そういうなんかミュージシャンの友達とかに悩んでる子がいるとだいたいその一番手放しちゃいけない自分のそのバウンダリーを他人に譲ってしまってるケースがすごい多くて。それはでも自分は自分で守んなきゃいけないし、どんな親友でも守ってくれないからお母さんでも守ってくれないから、そこはね自分で守るしかないんですよ。それをなんか領域をなんか自分の中で意識してあげるって言うか。それはまあ他人を傷つけるっていう意味じゃなくて自分を守るってことだし何が一番大事かっていうことを自分がわかるってことだと思うので、自分の理解にもつながるしすごいいいことだなと思います。
そのアイデアをすごい自分が旅で学べたっていうのは1つこう自分の中のストレス解消法だし趣味だし、それがインプットになって次の音楽に繋がるし、なんか自分のなかですごいいいエコシステムじゃないですけど楽しい、いいことしかないっていうか。ま大変ですけどね、バス来ないとか、飛行機止まって立ち往生してなんか空港に7時間足止めされるとかそういうのいっぱいありますけど、それを含めても自分の中ですごく体がどんどん、まあ心だな、心が成長してる感覚が僕はすごい好きです。だから、おすすめです。
小さい旅を皆さんもなんか普段使ってない帰り道のこっちの裏側の道とかでもいいと思うんですけど旅って、なんかそういうことが皆さんの一人一人違う旅があると思いますけどなんかそういった皆さんにとっての旅が見つけてもらえたらなと思いますし、なんかバウンダリーってのを大事にしてもらえたらすごく、ちょっと生きやすくなるんじゃないでしょうか。
そんなことで、以上が僕のストレス解消法と趣味の、旅の話でした。聴いていただいてありがとうございます。