#1
ひらりさのストレス解消法と趣味。<特別編>
バカンスで学んだのは、休み方だった。
ひらりささんがストレス解消法と趣味。<特別編> をお話してくださいました。
旅行の思い出よりも心に残ったのは、「休むこと」の価値。有給休暇を取りづらい社会のなかで、自分らしい回復の仕方を見つけていくお話です。
00:01 崩れた仕事観。
02:31 もう一度、休み方を思い出す。
04:09 有給二週間の根拠。
05:07 「休ませない」を問題にする社会。
05:57 休み方にもお国柄。
07:04 休みと旅行は別の話。
08:50 「せっかく休んだのだから」問題。
10:24 休む理由すら要らないのかもしれない。
スクリプト・文字起こし
リカバリーストーリーは、さまざまな人に悩みから立ち直った経験や、日頃のストレス解消法を自由に話してもらうポッドキャストです。
こんにちは、文筆家のひらりさです。普段は会社員として働きながら、文筆家としても活動しています。 これまで女性たちのお金や欲望について取材したインタビュー集「沼で溺れてみたけれど」や、自分自身の女性としての生きづらさや、社会に対する違和感を書いたエッセイ「それでも女をやっていく」などを書いてきました。 最新エッセイ集「まだまだ大人になれません」では、結婚や出産を経ないまま30代後半を迎えた立場から、生活の積み重ねの中で、大人になる方法を模索している様子を書いています。 どうぞよろしくお願いします。
さて、このポッドキャストでは、私のリカバリーストーリー、私のストレス解消法についてお話ししてきました。3本目となる今回は、休みの取り方について、特別にお話ししたいと思います。実は、1本目と2本目を撮った後に、2週間会社の仕事を休んで、ヨーロッパ旅行に行っていました。 ストレス解消法の回でもご紹介した「いつもより長く休む」ですね。リカバリーストーリーチームの皆さんから、ぜひその話も詳しくしてほしいと言っていただきまして、こちらを追加でお話ししています。
01:35
崩れた仕事観。
この2週間旅行は、2025年にも行ったんですね。私は2021年から2022年にかけて会社を辞めて、イギリスに留学しておりまして、戻ってきてからまた一般企業に再就職して仕事漬けだったんです。ベンチャーだし、入社したてだし、上司が全然休まないので、有給を1日に取るのにも罪悪感を感じる、という日々を過ごしていました。そんな上司が結局燃え尽きて会社を辞めるという事態がね、昨年起きまして。私に対して「もっと熱狂してほしい」とか、後輩に「自分の背中を見せてほしい」という仕事論をすごく言われていたのにあなたが辞めるんですか?と思ってすごくショックを受けたんですよね。 擦り込まれた価値観がガラガラと崩れたと言いますか。
02:31
もう一度、休み方を思い出す。
まあ、本当はイギリスに留学している中で、現地の友人とかが、バケーションを取って休んでいるっていう様子を見て、かつ、あんまり残業とかの文化もないんですよね、ヨーロッパって、こうワークライフバランスにおいて、ワークでライフを犠牲にするっていうのが、あり得ないこととされている。 そういう中で暮らして、マイペースに生きるっていうことを学んでいたのですが、実はもう一回日本で再就職したら、時間の感覚とか、働くことに対しての向き合い方が全然戻っちゃったんですよ。 で、それなのに、そこで、その、こうアクセク働く価値観を、こう全力でこちらにね、伝えてきていた人が、燃え尽きて辞めてしまいまして、えーっ!てまたそこで混乱したんですね。
で、もう疲れた。私も休もう。と思って予約したのが2週間のヨーロッパ旅行だったんですが、これがとてもリフレッシュになったんですね。 で、去年は3年ぶりの長い休みだし、奮発しようと思ってヨーロッパ、その留学してたイギリスに戻ってみたんですが、結局2026年、今年も年の末に疲れた、休もう。となって、また2週間休みを取ることにしまして、ヨーロッパに行ってきた次第です。
04:09
有給二週間の根拠。
5月にね、デンマーク、イギリス、フランスを12日間で巡ってきたんですが、すごく涼しくてお天気が良くて、本当に癒される12日間でした。ちなみにだいたい2週間にしてるのは、イギリス留学の時に知り合った友人たちがバカンスで日本に来る時もだいたい2週間なんですよね。2週間ぐらいであれば、本来一人一人がが休んでも会社は回るんじゃないかというふうになんとなくそこから思っておりまして、あと自分の持っている有給の残数に対してちょうどいい日数かつ、この30代後半になってきますと旅行するっていうのもそれなりに活動することなので、疲れるという点で、体力とお金が持つ範囲として2週間ぐらい休んでるという感じですね。
05:07
「休ませない」を問題にする社会。
ヨーロッパは今お話ししたように、バカンスの習慣があって、イギリスやフランスの友人によりますと、イギリスやフランスの企業は法律で従業員にバカンスを付与することが義務付けられているらしいんですね。 だからこう、ちゃんと休みを取らせないと、企業がダメだよと、国に言われているということなんですね。 はい。全5週間の有給取得がフランスだと義務付けられているらしいです。 日本もね、勤続年数が増えていくと、それぐらいにはなっていくのかなと思うんですが、勤続年数に関わらずそれだけの休みが保証されてるってすごいですよね。
05:57
休み方にもお国柄。
ちょうど今回の旅行でも、イギリスの友人のお家と、フランスの友人のお家に泊めてもらって、そのあたりのお話聞いてきたんですよ。イギリスの友人は、もともとイギリス企業で働いてたんですけど、最近リモートワークもできるようになったっていうところで、アメリカの企業に転職したんですね。そうしたらアメリカ企業はバカンスが保証されていないらしくてですね、ちょっとバカンス取るのどうしようって悩んでるところでした。 アメリカは残業も結構多い文化みたいなんですね。本当に休まないで凄く自分頑張ってますっていうのをアピールしてどんどんこう昇進していくみたいなところがお国柄になっていて、なんとなく自分の中でそのー欧米みんな休んでるっていうイメージあったんですけど、そういうわけでもないというのを聞いて今回衝撃でした。
07:04
休みと旅行は別の話。
もう一人他のイギリスの友人ともお話したんですけど、お休みがあるからって、必ずしも旅行に行くっていうわけでも、皆さん、ないらしいんですよね。というのが、やっぱりバカンスのシーズンあるわけですよ。バラバラにみんなが休むっていうより、そのシーズンに一斉に休むっていう感じなんですね。日本の夏休み、お盆休みとか、年末年始とかと一緒ですよね。7月の中旬から8月にかけて数週間から、長い人だと2ヶ月の休みを取って、のんびりするという形らしくて、そのシーズンがずらせないのは、要はあのーお子さんとかいらっしゃると、学校の休みに合わせて家族で休むので、どうしても同じ時期になるみたいなんですね。逆に独身の社員さんとかは、既婚でお子さんがいる方たちの休む分、そこでは働いて、ちょっとシーズンをずらしてお休みを取ったりするらしいです。 やっぱりシーズンだと旅行が高かったりするから、シーズン以外でもですよね。最近結構世界中なんでも高くなってるのもあって、お休みを長く取ったからって、意外と必ずしも皆バカンスにその旅行に行くわけではない。っていうのも今回聞いてなるほどなあと思いました。普通に、家の周りでゴロゴロのんびりしたりとかしていると。
08:50
「せっかく休んだのだから」問題。
確かに、今回私も2週間、2年目ですね。去年に続けて2週間ヨーロッパ行ってみて、楽しかったし、すごく、こうリフレッシュできたなと思ったんですけど、やっぱり2週間でも結構、旅行ってなると割と体力ね消耗しましたね。日本から離れて、のんびり時間感覚を取り戻せたなっていうのと、でもやっぱり「せっかくバカンスに来てるから、なんかいろいろやろう」っていう気持ちがね、混ざり合いまして、去年はあんまり、こう深く考えずにリフレッシュしたっていう気持ちが強かったんですけど、今年は必ずしも海外とかになんかこう休みを取ったからって特別なことをしなくても全然いいなというふうに思ったんですよね。
その前回のストレス解消法で旅行に行くにしても、その街に住んでる人みたいに過ごすっていうところで、そんなに予定を詰め詰めにはしない。今回も1日1個美術館行ったら、あとはカフェ行ってのんびりしようとか、それぐらいの過ごし方をしてたんですけど、っていうかまあ、そもそも長い休みを取ったからって、家でダラダラしてても全然いいんだよなというところに至りましたね。
10:24
休む理由すら要らないのかもしれない。
なんか自分の中で、有給を長めに取るっていうことはできるようになってきたんですけど、その特別な用事があるから休みますとか、海外にいるからもう仕事できませんみたいな言い訳がないと、長く休めなかったのかもしれない、もしかしてという、もう1個の先入観に気づきまして、 もし来年もう1回長めの休みを取って、のんびりしたいなって時は、お家にいてみてもいいのかもしれないなと思いましたね。うん。なんか、こう、でもこうやって、こう休みを取って、あの休みを取るっていう活動を繰り返す中で意外と気づいたこととかが、今回はあったなという感じで、なんか人生引き続き、自分の色々なストレス解消法を見つけていけるといいなと思っております。
皆さんも、ぜひ、あのまずは長い休みを取ってみるというところから試してみていただけたらいいなと思います。
以上がバカンスについてのお話でした。お役に立てれば幸いです。ありがとうございました。
こんにちは、文筆家のひらりさです。普段は会社員として働きながら、文筆家としても活動しています。 これまで女性たちのお金や欲望について取材したインタビュー集「沼で溺れてみたけれど」や、自分自身の女性としての生きづらさや、社会に対する違和感を書いたエッセイ「それでも女をやっていく」などを書いてきました。 最新エッセイ集「まだまだ大人になれません」では、結婚や出産を経ないまま30代後半を迎えた立場から、生活の積み重ねの中で、大人になる方法を模索している様子を書いています。 どうぞよろしくお願いします。
さて、このポッドキャストでは、私のリカバリーストーリー、私のストレス解消法についてお話ししてきました。3本目となる今回は、休みの取り方について、特別にお話ししたいと思います。実は、1本目と2本目を撮った後に、2週間会社の仕事を休んで、ヨーロッパ旅行に行っていました。 ストレス解消法の回でもご紹介した「いつもより長く休む」ですね。リカバリーストーリーチームの皆さんから、ぜひその話も詳しくしてほしいと言っていただきまして、こちらを追加でお話ししています。
01:35
崩れた仕事観。
この2週間旅行は、2025年にも行ったんですね。私は2021年から2022年にかけて会社を辞めて、イギリスに留学しておりまして、戻ってきてからまた一般企業に再就職して仕事漬けだったんです。ベンチャーだし、入社したてだし、上司が全然休まないので、有給を1日に取るのにも罪悪感を感じる、という日々を過ごしていました。そんな上司が結局燃え尽きて会社を辞めるという事態がね、昨年起きまして。私に対して「もっと熱狂してほしい」とか、後輩に「自分の背中を見せてほしい」という仕事論をすごく言われていたのにあなたが辞めるんですか?と思ってすごくショックを受けたんですよね。 擦り込まれた価値観がガラガラと崩れたと言いますか。
02:31
もう一度、休み方を思い出す。
まあ、本当はイギリスに留学している中で、現地の友人とかが、バケーションを取って休んでいるっていう様子を見て、かつ、あんまり残業とかの文化もないんですよね、ヨーロッパって、こうワークライフバランスにおいて、ワークでライフを犠牲にするっていうのが、あり得ないこととされている。 そういう中で暮らして、マイペースに生きるっていうことを学んでいたのですが、実はもう一回日本で再就職したら、時間の感覚とか、働くことに対しての向き合い方が全然戻っちゃったんですよ。 で、それなのに、そこで、その、こうアクセク働く価値観を、こう全力でこちらにね、伝えてきていた人が、燃え尽きて辞めてしまいまして、えーっ!てまたそこで混乱したんですね。
で、もう疲れた。私も休もう。と思って予約したのが2週間のヨーロッパ旅行だったんですが、これがとてもリフレッシュになったんですね。 で、去年は3年ぶりの長い休みだし、奮発しようと思ってヨーロッパ、その留学してたイギリスに戻ってみたんですが、結局2026年、今年も年の末に疲れた、休もう。となって、また2週間休みを取ることにしまして、ヨーロッパに行ってきた次第です。
04:09
有給二週間の根拠。
5月にね、デンマーク、イギリス、フランスを12日間で巡ってきたんですが、すごく涼しくてお天気が良くて、本当に癒される12日間でした。ちなみにだいたい2週間にしてるのは、イギリス留学の時に知り合った友人たちがバカンスで日本に来る時もだいたい2週間なんですよね。2週間ぐらいであれば、本来一人一人がが休んでも会社は回るんじゃないかというふうになんとなくそこから思っておりまして、あと自分の持っている有給の残数に対してちょうどいい日数かつ、この30代後半になってきますと旅行するっていうのもそれなりに活動することなので、疲れるという点で、体力とお金が持つ範囲として2週間ぐらい休んでるという感じですね。
05:07
「休ませない」を問題にする社会。
ヨーロッパは今お話ししたように、バカンスの習慣があって、イギリスやフランスの友人によりますと、イギリスやフランスの企業は法律で従業員にバカンスを付与することが義務付けられているらしいんですね。 だからこう、ちゃんと休みを取らせないと、企業がダメだよと、国に言われているということなんですね。 はい。全5週間の有給取得がフランスだと義務付けられているらしいです。 日本もね、勤続年数が増えていくと、それぐらいにはなっていくのかなと思うんですが、勤続年数に関わらずそれだけの休みが保証されてるってすごいですよね。
05:57
休み方にもお国柄。
ちょうど今回の旅行でも、イギリスの友人のお家と、フランスの友人のお家に泊めてもらって、そのあたりのお話聞いてきたんですよ。イギリスの友人は、もともとイギリス企業で働いてたんですけど、最近リモートワークもできるようになったっていうところで、アメリカの企業に転職したんですね。そうしたらアメリカ企業はバカンスが保証されていないらしくてですね、ちょっとバカンス取るのどうしようって悩んでるところでした。 アメリカは残業も結構多い文化みたいなんですね。本当に休まないで凄く自分頑張ってますっていうのをアピールしてどんどんこう昇進していくみたいなところがお国柄になっていて、なんとなく自分の中でそのー欧米みんな休んでるっていうイメージあったんですけど、そういうわけでもないというのを聞いて今回衝撃でした。
07:04
休みと旅行は別の話。
もう一人他のイギリスの友人ともお話したんですけど、お休みがあるからって、必ずしも旅行に行くっていうわけでも、皆さん、ないらしいんですよね。というのが、やっぱりバカンスのシーズンあるわけですよ。バラバラにみんなが休むっていうより、そのシーズンに一斉に休むっていう感じなんですね。日本の夏休み、お盆休みとか、年末年始とかと一緒ですよね。7月の中旬から8月にかけて数週間から、長い人だと2ヶ月の休みを取って、のんびりするという形らしくて、そのシーズンがずらせないのは、要はあのーお子さんとかいらっしゃると、学校の休みに合わせて家族で休むので、どうしても同じ時期になるみたいなんですね。逆に独身の社員さんとかは、既婚でお子さんがいる方たちの休む分、そこでは働いて、ちょっとシーズンをずらしてお休みを取ったりするらしいです。 やっぱりシーズンだと旅行が高かったりするから、シーズン以外でもですよね。最近結構世界中なんでも高くなってるのもあって、お休みを長く取ったからって、意外と必ずしも皆バカンスにその旅行に行くわけではない。っていうのも今回聞いてなるほどなあと思いました。普通に、家の周りでゴロゴロのんびりしたりとかしていると。
08:50
「せっかく休んだのだから」問題。
確かに、今回私も2週間、2年目ですね。去年に続けて2週間ヨーロッパ行ってみて、楽しかったし、すごく、こうリフレッシュできたなと思ったんですけど、やっぱり2週間でも結構、旅行ってなると割と体力ね消耗しましたね。日本から離れて、のんびり時間感覚を取り戻せたなっていうのと、でもやっぱり「せっかくバカンスに来てるから、なんかいろいろやろう」っていう気持ちがね、混ざり合いまして、去年はあんまり、こう深く考えずにリフレッシュしたっていう気持ちが強かったんですけど、今年は必ずしも海外とかになんかこう休みを取ったからって特別なことをしなくても全然いいなというふうに思ったんですよね。
その前回のストレス解消法で旅行に行くにしても、その街に住んでる人みたいに過ごすっていうところで、そんなに予定を詰め詰めにはしない。今回も1日1個美術館行ったら、あとはカフェ行ってのんびりしようとか、それぐらいの過ごし方をしてたんですけど、っていうかまあ、そもそも長い休みを取ったからって、家でダラダラしてても全然いいんだよなというところに至りましたね。
10:24
休む理由すら要らないのかもしれない。
なんか自分の中で、有給を長めに取るっていうことはできるようになってきたんですけど、その特別な用事があるから休みますとか、海外にいるからもう仕事できませんみたいな言い訳がないと、長く休めなかったのかもしれない、もしかしてという、もう1個の先入観に気づきまして、 もし来年もう1回長めの休みを取って、のんびりしたいなって時は、お家にいてみてもいいのかもしれないなと思いましたね。うん。なんか、こう、でもこうやって、こう休みを取って、あの休みを取るっていう活動を繰り返す中で意外と気づいたこととかが、今回はあったなという感じで、なんか人生引き続き、自分の色々なストレス解消法を見つけていけるといいなと思っております。
皆さんも、ぜひ、あのまずは長い休みを取ってみるというところから試してみていただけたらいいなと思います。
以上がバカンスについてのお話でした。お役に立てれば幸いです。ありがとうございました。